ここ数年、W・シェクスピアを私は学んでいる。
表現して教えてくれるのは楠美津香。
彼女の演じる「超訳シェクスピア」が教科書になる。
「沙翁」として坪内逍遙先生に日本に紹介されたのは1909年。
以来、西洋のありがたい古典中の古典となった。
2009年の楠美津香の「超訳シェクスピア」はロックといえる。
現代で古典でも シェクスピアが作品を発表した途端に
古典になったわけではないのではないか。
沙翁の生きた時代の芝居は現代劇でしょう。
人殺し色々(1564〜1616)を生きた作家の表現は
21世紀に今生きる我々に共鳴する。
情けない位に人の品性は変わらないということを実感させられるのが
シェクスピア作品だ。『薔薇戦争』