【 志民 】(しみん)という語を教わった。
市民、大衆、民、民衆、庶民、普通人等々、、、
落語では熊公八公、
芸能人からは一般と枕を常に付けられて
彼らから区別されるのが
私の所属する社会の「階級」だ。
ホテルオークラ東京・平安の間で
学んだ志民という呼称は私の胸に響いた。
いまままで
面映ゆく引き気味だった日章旗、
そして国家、国民という表現も
素直になれなかった私だ。
それらは戦中生まれになる私としては
我々の命と力を収奪する組織だという意識があった。
誇りが持てなかったのは切なかった。
おりに付け
国という語を使えず「我々の共同体」と国を表現していた。
言葉は力がある。
志を持った人々の共同体が国なのだ。
そして
国の運営に責任を持つて参画するというこなのだ。
【 志民 】(しみん)という語は
日の丸と日本国を
私の心に新鮮に置き換えてくれた。
席上呟きを耳にした。
「これってケンタウロスだ」
共にこの会に参加した仲間の声だった。
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