Dr.中川から上梓の報せが届いた。
『耳の不調が脳までダメにする』9月刊行に続いての書物は
『脳の可塑性ー可塑性のメカニズムと神経系の障害』医歯薬出版株式会社刊。
神経可塑性のメカニズムつまり学習メカニズムに根ざす人の振る舞いがすべてわかってしまうと
Dr.中川の報せにあった。
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.cfm?bookcode=213370
余談。
刊行の報せを皆さんに報せるにあたって私は字引を引いた。
可塑性が判らなかったのだ。
愛用の広辞苑には無かった。
現代用字辞典に「物質」とあるのを見つけた。
版元のHPの紹介広告文に
パラダイムシフトに直面する脳科学を理解するために!
とあってこんどは はてパラダイムシフトとは何?と相成った。
訳者は耳鼻咽喉科医である。
彼の繊細な指使いは 神経の集まる部位の手術に相応していると見て取れた。
手術のあれこれを聞きながら要するに脳に一番近い器官を担当しているのだねと
素人の私と倶楽部での会話が二十年弱前にあったことを思い出した。
専門家の集中力と研鑽の蓄積がここにあるのだろう。