相模原・望地弁天における集まりに“前夜祭”がある。
15日と16日の境目、24時と0時近くに月を仰ぐ。
「月に左右されるのは 女と狼だけではない、単車乗りも吠える」
満月遠乗り会だ。
2004年12月に第二期が終了して
第三期になろうか
2005年1月から淡々と長者ガ崎にて有志によって継続されている。
第二期の特徴は月を愛でるに「音」付きだったことだ。
最初はマーク井上が尺八で音を最初に持ち込んだ。
それが葉山の御用邸の隣の浜長者ガ崎になる。
次に音係を引き受けたのは大鼓方大倉正之助能楽師。
そして 児廻り隊が裏方を「延々」と相務めてくれた。
延々という時間はそう満月を迎えること200回以上かも。
楽師も大変なことだったろう。
それにしても 満月は草臥れないようだ。
また巡ってくる。
日々変わりなく過ごせる事こそ「幸福}なのかも知れない。